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ロータリーrotary

ロータリーについて

フィリピンで実施された第1回の大規模3−Hプログラムにより、少なくとも600万人の子どもたちがポリオの恐怖から解放された
フィリピンで最初のポリオワクチン接種活動
 国際ロータリー(RI)の1978年4〜5月の理事会は、「保健、飢餓追放および人間尊重補助金プログラム(Health, Hunger and Humanity Program)」、いわゆる3−Hプログラムを設立し、これは1979−80年度にロータリー財団に引き継がれました。このプログラムの目的は、国際間の理解、親善および平和を推進するための方法として、人々の健康状態を改善し、飢餓を救済し、人間的社会的向上発展をはかることにあります。
 1979年の初め、フィリピンのザビノ・サントスパストガバナー(1970−71年度)が、RIにポリオ免疫接種事業を行ってくれるように、という手紙を出したのです。ポリオ予防ワクチンの必要性、国内外の諸機関の協力、ロータリアンおよびロータリークラブの協力などが考慮された結果、フィリピンは、3−Hプログラムによる、最初の大規模免疫接種活動をするのに適切であると、認められました。
 その結果、1979年9月、生後3か月から36か月の子ども約600万人に対して、5年計画のポリオ免疫接種活動が始まりました。そして、この活動が、RIが取り組んだ最初のポリオ撲滅活動となったのです。
世界で最も古い伝統と高い名声をもつ奉仕団体
 ロータリーは、人道的奉仕を行い、あらゆる職業において高度の道徳的水準を守ることを奨励し、かつ世界における親善と平和の確立に寄与することを目指した、事業及び専門職務に携わる人が世界的に結び合った団体です。これは、ロータリーの標語の「超我の奉仕」と「最もよく奉仕する者、最も多く報いられる」に示されています。ロータリーは1905年2月23日米国イリノイ州シカゴに誕生しました。ロータリーは、世界で最も古い伝統と高い名声をもつ奉仕クラブ団体であり、世界165カ国以上に31000余のクラブを擁しています。会員たちは、事業および専門職務分野の指導者の世界的な連絡網を形成し、地域社会や世界のために時間と能力を傾けて奉仕しています。ロータリーのモットーである「超我の奉仕」は120万人以上の会員を誇る奉仕団体の人道的精神をよく言い表しています。
また、ロータリーアン同士の親睦と、有意義な社会奉仕や国際奉仕プロジェクトが、世界中でロータリーを特徴づけています。
ロータリーの目的
 ロータリーの目的は、意義ある事業の基礎として奉仕の理想を奨励し、これを育むことにある。具体的には、次の各項を奨励することにある
第1  知り合いを広めることによって奉仕の機会とすること;
第2  職業上の高い倫理基準を保ち、役立つ仕事はすべて価値あるものと認識し、社会に奉仕する機会としてロータリアン各自の職業を高潔なものとすること;
第3  ロータリアン一人一人が、個人として、また事業および社会生活のおいて、日々、奉仕の理念を実践すること;
第4  奉仕の理念に結ばれた職業人が、世界的ネットワークを通じて、国際理解、親善、平和を推進すること。
職業宣言
事業または専門職務に携わるロータリーアンとして、私は以下の要請に応えんとするものである。
1. 職業は奉仕の一つの機会となり心に銘記せよ。
2. 職業の倫理的規範、国の法律、地域社会の道徳基準に対し、名実ともに忠実であれ。
3. 職業の品位を保ち、美重から選んだ職業において、最高度の倫理的基準を推進すべく全力を尽くせ。
4. 雇主、従業員、同僚、同業者、顧客、公衆、その他の事業または専門職務上関係を持つすべての人々に対し、ひとしく公平なるべし。
5. 社会に有用なすべての業務に対し、当然それに伴う名誉と敬意を表すべきことを知れ。
6. 自己の職業上の手腕を捧げて、青少年に機会を開き、他人からの、格別の要請にも応え、地域社会の生活の質を高めよ。
7. 広告に際し、また自己の事業または専門職務に関して、これを世に世に問う当たっては、正直専一なるべし。
8、 事業または専門職務上の関係において、普通には得られない便宜ないし特典を、同僚ロータリーアンに求めず、また与えることなかれ。
四つのテスト
言行はこれに照らしてから
T 真実かどうか
U みんなに公平か
V 好意と友情を深めるか
W みんなのためになるかどうか
ロータリーの四大奉仕部門
奉仕の五大部門
 ロータリーではロータリーの綱領に示された奉仕の理想の四大部門をクラブ活動の「理念および実践の枠組み」と確定している。五大奉仕部門は下記の通り。
第一奉仕部門「クラブ奉仕」Club Service
 ロータリーの第一奉仕部門。ロータリーアンが自己のクラブを円滑に、効果的に、発展的に機能させるためのクラブの対する奉仕活動をいう。ロータリーの土台をなすものである。
第二奉仕部門「職業奉仕」Vocational Service
 ロータリーの第二部門。ロータリー・クラブに職業分類を保持することから生ずる義務であり機会である。
即ち、ロータリーアンとしては、あらゆる有用な職業の価値を認め、自分の職業を律し道徳的水準と品位を高めることに努めると共に、業務を通じて職場や地域社会で奉仕の理想を推進し、クラブ・プロジェクトに応えることであり、クラブとしては、会員の職業道徳、品位、水準を高めるようなプログラムをたびたび実施し、またそれを生かして、社会のニーズに応えるようなクラブ・プロジェクトを開発することである。
第三奉仕部門「社会奉仕」Community Service
 ロータリーの第三奉仕部門。地域社会に居住する人々の文化的生活環境条件を向上させるために、思いやりや援助をロータリーアン個人として、また、多人数で行う奉仕活動をいう。
第四奉仕部門「国際奉仕」International Service
 ロータリーの第四奉仕部門。国際奉仕とは、ロータリーアンが、国際理解、親善、平和を推進するために、実施できるすべてをいう。概念上、次の四つの分野に分類できる。
     @ 世界社旗奉仕活動
     A 国際レベルの教育および文化交流活動
     B 特別月間と催し
     C 国際的な会合
 世界中のクラブのネットワークによって、世界のあらゆる地域でロータリーアンが草の根レベルの奉仕活動を行っている。例えば、他国の人々、その文化、慣習、業績、抱負及び問題を知る事であり、また旅行や、国際大会出席による個人交流であり、読書や、文通であり、他国の人々に役立つクラブ活動やプロジェクトに協力することである。個々のロータリーアンとクラブは目的達成に積極的に寄与するよう期待されている。
 第五奉仕部門「青少年奉仕」Youh Service
 奉仕の第五部門である青少年奉仕は、指導力養成活動、社会奉仕プロジェクトおよび国際奉仕プロジェクトへの参加、世界平和と異文化の理解を深め育む交換プロジェクトを通じて、青少年ならび若者によって、好ましい変化がもたらされることを認識するものである。
青少年奉仕では、クラブの職業奉仕、社会奉仕、国際奉仕プロジェクトにおける青少年や若者の参加を促進し、こうした世代の支援を目的としたプログラムやリソースをクラブが積極的に提供していくことが重要です。

周南西ロータリークラブ

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